好きなコンビニ・ランキングでセブンを押さえて1位を獲得しているセイコーマートって?!
「世にも不思議なランキング、なんで?なんで?なんで?」で紹介され、一躍注目されたコンビニ「セイコーマート」。その名前すら聞いたことない人も多いかと思いますが、コンビニのチェーン店です。しかもただのコンビニではなく、コンビニ部門の顧客満足度4年連続1位のすごいコンビニなのです!!
そんな知る人ぞ知るセイコーマートをご紹介。
北海道を中心にしたコンビニチェーン店
オレンジ色のロゴが目印。右に居る鳥はハトではなく、不死鳥フェニックス。永続的な成長への願いを込めてデザインされています
なんと北海道以外には茨城と埼玉にしか存在しない為、実際に店舗に訪れた事がある人はこの3地域の人間である可能性が高い。(筆者、茨城県出社であり、最寄りのコンビニはセーコマートだった為、かなりお世話になっていました。)そして、コンビニ業界巨人のセブンイレブンはセイコーマートがある為に北海道ではトップシェアを取れていないんです。
※マップで色がついている地域にのみ出店
コンビニの歴史はセブン・イレブンより長い
セイコーマートは1971年に札幌市に第一号店を出店してしています。セブンイレブンはその3年後、1974年に第一号店を豊洲に出店しているので、日本において最も歴史が古いコンビニはセイコーマートなんです。
24時間営業はし・な・い!
多くの店舗は24時間営業ではなく、6時~24時など営業時間を区切っている為、札幌市内であっても深夜にコンビニに行くと閉まっているのでご注意を。24時間営業しない理由としてはもともと個人経営の酒販店から転業した店が多い事、過疎地域にも積極的に出店している為、そのような地域での従業員の獲得が難しい事などをあげている。
ホットシェフは神器
「ホットシェフ」とは店舗内でつくるあったかメニューの事であり、味に定評があります。道民にとって「コンビニ弁当」と「ホットシェフ」は全く別物という認識であり、一度ホットシェフを食した他県民も北海道を訪れた際は通いたくなるほど。特にカツ丼は一度食べるとやみつきになる美味しさらしい。
季節のメニューもとりあえず北海道を訪れたら一度食べておこう。
おにぎりなどは基本100円であり、少量パックで取り扱っている惣菜や麺類も100円ととってもお買い得。
土用丑の日のさんまの蒲焼重のCM
↓画像をクリック
コンビニらしくない特売チラシの配布
一般的にコンビニはチラシの配布や値引きを行わないが、セイコーマートは新聞に特売チラシを配布したり特価品が多かったりと、コンビニというよりもむしろスーパーに近い。
2015年4月28日(火)の北海道版の特売チラシはこんなの。
プライベートブランドの先駆け
また、大手に先んじ、20年以上前からプライベートブランドにも力を入れています。1995年にアイスを出したのを始め、お茶や缶コーヒー、卵、牛乳、ヨーグルト、パンやデザートと幅広いラインナップを取り揃えています。
プライベートブランドラインナップ
確実に美味しいであろう、北海道牛乳ソフトのCM
↓画像をクリック
トマトときゅうりのサラダが100円!なCM
↓画像をクリック
更にこんなものまで買える
なんと夏にはキャンプ用の炭、冬場には灯油を置く店舗が多いのも特徴的。
(@meenionさんの画像をお借りしています)
一般のコンビニよりも低価格帯であるにも関わらず味に定評があり、日用品が揃い、コンビニ不毛地帯にもあえて店舗を出すことで多くの道民に愛されるセイコーマートは「コンビニ」を超えた、地域の憩いの場としての機能もはたし、人々の暮らしを支えているのでした。